制度別ガイド

持続化補助金とは?書き方・経営計画と販路開拓のポイント

持続化補助金(小規模事業者持続化補助金・一般型通常枠)とは何か。書き方、経営計画・補助事業計画、補助上限の目安、様式4、商工会/会議所窓口、販路開拓の要点を解説。

最終更新 2026年7月20日

まず押さえること

  1. 第17回以降の名称は「一般型・通常枠」
  2. 基本の補助上限の目安は50万円、補助率2/3(特例で上乗せ・率変更あり)
  3. 商工会地区と商工会議所地区で窓口・サイトが分かれる
  4. 事業支援計画書(様式4)の発行依頼を余裕をもって行う
  5. 計画の核は「誰に・何を・どう売るか」の販路開拓

制度の要件・補助額・締切は公募回ごとに変わります。申請前に必ず公式の公募要領をご確認ください。

持続化補助金とは

持続化補助金(正式には小規模事業者持続化補助金)とは、小規模事業者が直面する制度変更(働き方改革、被用者保険の適用拡大、賃金引上げ、インボイス導入等)等に対応するため、自ら経営計画を作成し、それに基づく販路開拓等の取組経費の一部を補助する制度です(商工会地区公式サイトの制度説明に基づく)。

第17回以降の受付締切分は「小規模事業者持続化補助金<一般型・通常枠>」という名称で運用されています。商工会の管轄地域と商工会議所の管轄地域で受付窓口・専用サイトが分かれます。会員・非会員を問わず応募可能な旨が案内されていますが、必ず自社所在地の管轄を確認してください。

補助対象者・金額の目安(一般型・通常枠)

持続化補助金の対象は小規模事業者等で、業種により常時使用する従業員数の上限が異なります(商業・サービス業〈宿泊・娯楽除く〉5人以下、宿泊・娯楽業および製造業その他は20人以下、など。公式表に準拠)。

補助上限の基本は50万円、補助率は2/3(賃金引上げ特例に申請する赤字事業者は3/4)が公式概要に示されています。インボイス特例や賃金引上げ特例により上限の上乗せ(例: 50万円/150万円/併用200万円上乗せ)がある一方、補助事業終了時点で要件を満たさない場合は交付されない、と明記されています。金額・特例要件は公募要領の該当ページが正本です。

2026年時点の第20回公募では、公募要領公開(2026年5月27日)、申請受付開始(2026年11月5日)、様式4発行受付締切(2026年12月4日)、申請受付締切(2026年12月15日17:00予定)などのスケジュールが商工会地区公式サイトに掲載されています。予定は変更される場合があります。

申請の流れと様式4

電子申請システムに「経営計画」「補助事業計画」を入力し、特例・加点に関する書類を添付したうえで、地域の商工会(または会議所側の所定手続き)に事業支援計画書(様式4)の作成を依頼し、交付を受けてから申請完了、という流れが案内されています。

様式4の交付には時間を要する場合があるため、締切直前の依頼は危険です。公式も余裕を持った手続きを求めています。

持続化補助金の書き方(経営計画・補助事業計画)

持続化補助金の書き方の中心は、経営計画と補助事業計画です。審査がある補助金であり、不採択になり得ます。弱い計画の典型は「チラシを作る」「HPを直す」など手段の列挙だけで、誰のどんな購買行動を変えるのかが不明なケースです。

  • 自社の現状(強み・弱み、顧客、競合、数字)
  • ターゲット顧客の具体化(属性・地域・ニーズ)
  • 販路開拓の取組と課題の対応関係
  • 実施内容・スケジュール・役割分担
  • 効果測定(来店、問い合わせ、成約、客単価など)
  • 必要経費の内訳と補助対象との対応

よくある質問

商工会と商工会議所のどちらに出せばよいですか?
事業所の所在地の管轄で決まります。不明な場合は公式の検索・案内電話(商工会地区案内では03-6634-9307等)で確認してください。
過去に持続化で採択されていますが再申請できますか?
過去回の実施状況や事業効果報告書の提出完了、経過期間など条件があります。公募要領の応募資格を必ず確認してください。

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事業計画の泉を使うと何ができるか

公募要領と電子申請の入力項目が「正」です。事業計画の泉は、その前段で自社の事実を集め、審査で問われやすい論点の抜け漏れを減らし、提出用の下書きを短時間で整えるためのツールです。採択の保証や、公式様式の代替にはなりません。

  • 会社HP等の情報収集と決算書OCRで、現状の数字・沿革・事業内容のたたき台を作る
  • AIヒアリングで、課題・強み・取組・効果指標など計画に必要な材料を引き出す
  • 補助金の申請文書や事業計画のセクションを下書きし、文字数や体裁を整える
  • PDF / Word / PowerPoint で出力し、社内共有や支援機関とのすり合わせに使う
  • スライド上で追記・修正し、提出前の推敲を同じ画面で続ける

持続化補助金で特に使えること

持続化補助金は「経営計画」と「補助事業計画(販路開拓)」の両方が問われます。誰に何をどう届けるかを具体化し、商工会・会議所との様式4前のたたき台づくりに使えます。

  • 現状分析(強み・顧客・課題)のヒアリングと文章化
  • ターゲットと販路開拓施策の対応関係の整理
  • 実施スケジュールと効果測定指標の下書き
  • 経営計画・補助事業計画のドラフト出力(最終は電子申請へ)

最終的な申請内容・数値・添付の正確性は、申請者ご自身と支援機関でご確認ください。制度の要件・締切は当該公募の公式要領が正本です。

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